0歳から1歳の発達って、覚えること多すぎ…!順番がわからなくなっちゃう!
とりぴー大丈夫!0歳から1歳の成長には、一つ一つちゃんと順番と理由があるんだ。
小児看護を学ぶ上で、一番の基礎となるのが成長発達。
とくに、生まれてから1歳までの乳児期は、人生で最もダイナミックに心と体が成長する、国試の超重要分野です。

とりぴーこの記事では、月齢ごとの発達のポイントを、イラストと一緒に分かりやすく解説するよ!
この1記事で、乳児期の発達の流れをマスターしちゃいましょう!
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0歳〜1歳の成長発達|月齢別のポイント

生後0〜1ヶ月の月齢別発達のポイントは以下のとおりです。
3〜4ヶ月ごろ:首がすわる(定頸)

まず、最初の大きな成長発達のポイントは首すわり、つまり定頸(ていけい)です。
生後3ヶ月頃になり首がすわると、 うつ伏せにすると自分で頭を持ち上げたり、縦抱きにしても首がぐらぐらしなくなります。
全ての運動発達の、大事な土台になるのがこの時期。
とりぴーまた、「あー」「くー」といった、意味のない声(クーイング)でおしゃべりを始めるのも3ヶ月頃!
5〜6ヶ月ごろ:寝返り

首がすわると、次は体幹の筋肉が発達。
生後5〜6ヶ月になると、自分で体の向きを変えられる寝返りができるようになります。
仰向けからうつ伏せになるのが一般的ですが、その逆から出来るようになる赤ちゃんもいて、発達のペースは様々。
とりぴー寝返りができると、赤ちゃんは自分の意思で周りを見渡せるようになり、見える世界がぐーんと広がるよ!
7〜8ヶ月ごろ:ひとり座りと心の成長

生後7〜8ヶ月になると腰がしっかりして、手で支えなくても一人で座れる「一人座り」を獲得。
7〜8ヶ月頃におすわりがしっかりできるようになると、両手が自由になって、おもちゃを持ち替えたり叩いたりして遊べます。
そして、この時期は心もぐんと成長。

ママなどの身近な人と他の人の区別がつくようになり、「人見知り」が始まるのも7~8ヶ月。
とりぴー人見知りは、順調に心が育っている大切なサインだよ。
9〜10ヶ月ごろ:はいはい・つかまり立ち

お座りが安定すると、次はいよいよ移動。
9~10か月に案ると、腕と足の力を使って四つ這いで前に進む「はいはい」が上手になります。
また、机やソファにつかまって、自分の力で立ち上がる「つかまり立ち」もできるようになり、行動範囲が一気に広がります。
とりぴー言葉の面では、「まんまんまー」のように、意味のない言葉を繰り返す「喃語(なんご)」がたくさん出てくるようになるよ!
1歳ごろ:ひとり歩き(独歩)と初語

つかまり立ちや、壁を伝って歩く「つたい歩き」を経て、1歳ごろには支えなしで最初の一歩を踏み出す「ひとり歩き(独歩)」が見られるようになります。
とりぴー「ママ」「わんわん(犬)」など、意味のある言葉(一語文)を一つ、二つと話し始めるのも1歳頃だよ!
【国試のポイント】乳児期の運動発達の流れのまとめ

0歳から1歳の成長発達のポイントは以下のとおり。
0歳から1歳の運動発達は、「上から下へ」という大きな原則があります。
- 首がすわる(頭)
- 腰がすわる(体幹)
- 足で立つ(下肢)
とりぴーこの、「頭→体幹→足」という順番(頭尾方向の原則)を覚えておくと、国試で0歳の成長発達の順番を問う問題が出ても、もう迷わなくなるよ!
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